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水神の生贄 1巻 感想☆ ネタバレにご注意ください。 | (旧)大人女子は少女マンガがやめられない! 記事一覧
水神の生贄 1巻 感想☆ ネタバレにご注意ください。1巻まるまる今だけ無料で読める作品のご紹介
【本ページはプロモーションが含まれています】 電子コミックが無料で読める情報の更新再開しました 別窓で記事がでます ・ ・ ・ ネタバレ大丈夫ですか?藤間 麗先生の最新作「水神の生贄」第1巻! 古代日本が舞台のファンタジーで、古墳時代辺りがイメージとのことです。 主人公の幼い少女、有紗陽(あさひ)がある日、自宅庭の池に引き込まれ 水面に上がると、そこは異世界でした。 特別な前置きはなく、パパとママに溺愛されている日常からの一転…なので、 本当に普通の女の子が、突如!?ということが伝わります。 辺り一面木々が広がり真っ暗な中、不安になる有紗陽を助けてくれたのは翠葉流(すばる)という男の子です。 不思議な格好に加え、有紗陽はお祖母ちゃん譲りの赤毛にグレーの目。 一緒にいた翠葉流の妹はひどく怯えていますが、それが普通の反応のようですね。 それでも親身になってお世話をしてくれる翠葉流は元々の優しさもあると思いますが、 きっと、最初に目が合ったその瞬間から有紗陽に恋をし、守ってあげたいという感情があったのでしょう。 怖がる翠葉流の父と母は最初、有紗陽を家に置くことを嫌がりますが、一転、娘として置くと言い出します。 ああ、これは何かあるなと予想はしていたのですが、何も知らない有紗陽を 水神様への花嫁を捧げる儀式に利用するとは、あまりにひどいと思いました。 恵みに感謝し、ムラの乙女を捧げる…、つまり生贄です。 それまで割とのん気にしていた有紗陽の恐怖に満ちた顔、助けようと必死に走る翠葉流――― 胸が苦しくなるシーンです…。 湖に落とされた有紗陽が目覚めると、水神様がいました。 この水神様、見た目は美しく儚げな印象なのですが、性格が悪いです! 有紗陽が家に帰るのだと少し喚いただけで、有紗陽の声を奪ってしまいました。 空腹で倒れる有紗陽を見ても、ただ見ているだけです。 本当にひどい神様ですが、人間の気持ちが全くと言っていいほど分からないのだと思います。 家族の元には帰りたいし、返すからと言われても声を失ったら辛いし、空腹に襲われれば涙だって出ます。 そんな人にとっては普通のことが、水神様には分からないのでした。 一方、翠葉流は母を憎み、有紗陽を殺したのは自分だという罪悪感に飲み込まれそうなっています。 それでも、亡骸が見つからない有紗陽はきっと連れ戻せると奮い立つのです。 水神様が「暇潰し」に外を眺めると、有紗陽の目にもそんな翠葉流が目に映りました。 とても嬉しかったでしょうね。 この時の有紗陽にとって、翠葉流は唯一の希望だったはずです。 水神様の周りには、他にも4人の神がいます。 翠葉流が有紗陽を救えるか賭けをしようと言い出す火の神。 神様って皆こんな感じなのかな… 、と思いました。 木の神は優しいですけどね! 恐怖を乗り越えた翠葉流は、無事に有紗陽を連れ戻すことができるのです。 このシーンの2人の絆は、とても力強く、また美しいと感じました。 もし翠葉流がいなかったら…と想像すると……、怖いですね。 村に帰ると翠葉流は有紗陽の身を隠しますが、すぐに気付かれてしまいます。 水神様が怒って返したのではないかと騒ぎ出す村人…。 翠葉流の母によって、是非を神に問うという儀式が行われました。 熱湯に手を入れるという恐ろしい儀式です。 翠葉流の母はとことんひどい人だなと思わずにいられません…! 当然、火傷を負った有紗陽。 またもひどい儀式をさせられる有紗陽を目の前で見た翠葉流は、とてつもなく苦しかったでしょう。 しかし、機転を利かし母に有紗陽を渡さずにすみました。 それはホッとするのですが、母にも神にも有紗陽を渡さないと誓う翠葉流の顔は少し怖いような気がします。 苦しみ寝込む有紗陽の前に水神様が現れました。 何もせず、ただ見ているだけ――― 有紗陽にとって、もう神は怖いだけの存在ですが、無理もありませんよね…。 そんな有紗陽が水神様の頬をぺしっと叩いたのは、今出来る限りの抵抗だったのでしょう。 神を叩き、助けを請う目をしない有紗陽に驚いた水神様には、とてつもない心境の変化があったようです。 気を失った有紗陽を宙に浮かせ火傷を治し、受け止める水神様。 膝の上で安らかに眠る有紗陽を見ながら「なんだ これは」と、衝撃を受けたところで1巻は終わりです。 水神様が驚いたのは、きっと自分の中にこれまでにない感情が芽生えていることに気付いたからでしょう! 元々憎めないところがあった水神様ですが、人の気持ちを理解し、愛しいと思ってくれたら嬉しいですね。 今後の展開が非常に気になる作品で、ハラハラとさせる流れは素晴らしいと思います。 オススメですので、興味がある方はぜひ読んでみて下さい。 今月には早速2巻が発売されるとのことで、とっても楽しみです! 1巻 Amazon 楽天ブックス 総合電子書籍ストア BookLive! はこちら↓ ブラウザ立ち読みあり
2015.12.04 Friday|-|trackbacks(0)|-|-
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